小学生の英語教育では、学年別に勉強法を変えることが大切なポイントの一つです。

 

子供の成長は早いもので、思考力や知識といった点は大きく変化をしていきますから、英語教育でも相応の学習法を選ぶことが欠かせません。

 

ここでは、低学年、中学年、高学年に分け、英語教育のポイントを解説していきます。

 

低学年の英語学習法

 

小学1年生や2年生の時期は、まだまだ勉強をするということ自体にも、不慣れという時期かもしれません。幼稚園や保育所のようにずっと遊んでいたいですからね。

 

長時間1つのことに集中するということも難しいですし、難解な文法の説明を聞いたところで理解することは難しい言えます。

 

ですから、この時期に重要なことと言えば、飽きさせない工夫と興味を持たせることが大事です。遊びの延長のように勉強ができれば理想です。

 

低学年の内は、頭で理解することが難しいものの、その反面、耳から入ってくる音という情報にはとても敏感です。

 

そのため、正しく綺麗な発音に慣れさせるには、とても良い時期と言えますので、ネイティブの英語を多く聞かせることは効果的です。

 

また、興味を持たせるためには、長文や複雑な内容の英語は避け、ゲーム感覚で子供がリピートし易い言葉を多用することも欠かせません。

 

耳から聞いた英語を口に出してみるという行為を促すような勉強法が最適と言えます。親も一緒になって取り組むと子供のやる気も出るものです。

 

 

中学年の英語学習法

 

教師や講師の言葉をそのままリピートするだけでは物足りなくなってくるのが中学年の子供の傾向です。簡単な会話で、自分の意見を単語や短文で述べられるような環境を整えることが望ましいと言えます。

 

ただし、まだまだ複雑な文法や長文を勉強するには早いので、毎日の会話で使えるようなことを題材にしたり、分かり易い文法を心掛けることが大切です。

 

また、文字といった情報にも興味を持つ頃なので、英語の読み書きについての勉強を増やしていくことも得策と言えます。

 

とはいっても、その際は、字だけの本や教材を選ぶのではなく、写真やイラストなど、視覚的な補助が入っているものを選ぶことも欠かせません。

 

文字だけの教材は読みづらくし、わかりにくいという印象を与えたりしますので、勉強の意欲が沸かない場合もありますからね。

 

 

高学年の英語学習法

 

小学生の英語教育を考える時、高学年であれば、理解力も高まり、知識も付いてくる頃なので、選択肢は広がります。

 

けれど、その反面、気を付けなくてはいけないこともあります。それは、理解力に関わる部分です。教師や講師に言われたことに疑問を持たず楽しめるのは、低学年の内の特権と言えます。

 

高学年になると、理解力や判断力が備わってきますので、矛盾する説明や曖昧な解説が繰り返されると、混乱してしまう場合もあります。

 

しっかりとした説明の下、納得することで、理解が深まっていくのが高学年の特徴と言えますから、明解さを心掛けることが大切になります。

 

また、大人と比べると、音への反応や聞き取りはまだまだ優れていると言えますが、低学年に比べるとその精度は劣ってしまいます。

 

加えて、視覚情報としての文字に頼る部分が多くなりますから、RとLの聞き分けや発音といった部分に難しさを感じる場合もあります。

 

これは日本人にとっての宿命みたいなものですが、年齢を重ねるごとにRとLの聞き分けや発音は難しくなっていきます。

 

発音にはこだわりすぎないことも大切かもしれません。最近の英語は世界共通語としての意味合いも強く、訛った英語でも受け入れられやすい面もあります。

 

なお、学年別に見ても、自主性が発揮されてくる頃なので、教材などを選ぶ際には、子供の意見を聞き、任せてみることも良い案と言えます。