近年重要視されている、義務教育などでの英語教育ですが、今までの文法や単語などの知識を詰め込む方法とは違った教育を行うことが求められています。

 

それは実際のビジネスなどにも使用できるような、コミュニケーション能力などの双方向性です。そしてそれに一役買うのがICTと呼ばれる技術になります。

 

英語教育にICTの活用が進んできていますが、導入によってどう英語教育が変わっていくのでしょうか?

 

ICTとITの違いとは?

 

まず、ICTが何なのかを知る必要がありますが、ITと一字の違いですが、ICTとITとはどのような違いがあるのでしょうか?

 

ICTとは、IT技術にコミュニケーションという要素を加えたもののことを言い、IT技術がPCを使用する技術を中心とするのが特徴です。

 

しかし、ICTはPCやスマートフォン、スマートスピーカーなどさまざまな機器を用いた通信技術の総称のことを言います。

 

スマートフォンやスマートスピーカーだけでなく、教育現場におけるICT機器のその他の例としては、PCの画面をプロジェクターで黒板などに映し出して授業を進めることの出来る電子黒板の導入が多く進んでいるでしょう。

 

その他にも、生徒1人1人に教材用コンテンツがインストールされたタブレットなど教育現場のICT化は急速に進んでいます。

 

 

英語教育の分野においてのICTの活用法とは?

 

ICT機器の、英語境域の分野においての活用例を挙げると、英語の授業などで教員がタブレットなどの機器を使ってネイティブの音声を用いて発音の練習する例があります。

 

発音は日本人が英語を学ぶ上で、苦手とする分野ですが、このようにICTを活用することでより効果的な学習をすることが可能となります。

 

また、海外の姉妹校の生徒との交流をしたりして生きた英語や文化を学ぶなどの活用例もあります。ICTを利用することで、あたかも留学をしているような環境を作ることもできるわけです。

 

さらに、英語教育用のアプリなども次々と開発が進められています。

 

例えば、PCのツールなどで作成した英単語に合わせたイラストをカードとして生徒の持つタブレット端末などに一斉送信して、視覚情報と単語をリンクさせることにより理解を深めていくというアプリがあります。

 

進学を考えた生徒向けのものから英語が苦手な生徒向けのものまで、生徒のレベルに合わせた教材を教員の工夫次第でカスタマイズできるということがICT教材の特徴とも言えます。

 

従来の画一的な学習方法とは違い、より生徒のための学習ができるのも、ICT活用の良い点だといえるでしょう。

 

 

ICTでの英語教育のメリットとは?

 

こうしたICTを教育の現場に取り入れていく最大のメリットは、現代の教育に求められている双方向型の授業を行えるという点です。

 

今までは教員が一方的に知識を教えていた教育法でしたが、時代の変化とともに、単なる知識だけではなく、自ら学び取るためのコミュニケーション能力が重視されるようになりました。

 

これは社会を取り巻く環境の変化から、企業などがそのような力を持った人材を求めていることなどが要因で、この能力を育てていくためにはICT機器を活用した双方向性を持つ授業が必要不可欠であるためです。

 

特に英語教育というのは、年々増加している色々な形での外国人との関わりにおいて、教科書のみでは学べない、いわゆる生きた英語というものが必要とされます。

 

生きた英語を学ぶには、正しい発音や英語独特の表現法、さらには日本でも言葉の流行りすたりがあるように、英語圏においても今よく使われる表現などのタイムリーな情報を知ることが大事です。

 

そうすると、現地へ行く機会がないのなら、さまざまな点でICTにしかできないことがあります。本当に使える英語を学ぶために、今やICTの技術は無くてはならないものになりつつあります。