日本人が英語耳を身につけることはとても難しいと言われています。特に大人になってから英語を本格的に勉強したという人は大変な苦労をされているでしょう。

 

ただ、教材や教育技術が発達してきているので、幼い頃から海外で生活してネイティブに毎日接していなくても、実際には国内の家庭学習で子供がネイティブ並みの英語耳を育むことは可能なのです。

 

リスニングが苦手な日本人

 

国際会議で流暢な英語を駆使してプレゼンテーションを行った日本人の学者が、その後の質疑応答の場になるとネイティブの質問者から英語で質問されてもその内容を聞き取れず、困ってしまうということは珍しいことではありません。

 

学者だけでなく、政治家だってビジネスマンだって、これに似たようなエピソードはまだまだありそうです。

 

いかに英文法を理解して英単語の語彙も豊富で英作文ができても、リスニングができないと英語を使いこなせるとは言い切れないことになります。

 

日本人の英語にはこうしたアンバランスが多く見られる特徴があります。これは英語耳が育まれていないからで、従来の小学校以降から始まる英語教育では足りないと考えられます。

 

 

幼少期にリスニングドリルを始めることが大切な理由

 

日本人が英語の聴き取りの苦手な例としてよく挙げられるのは、RとLの発音の違いです。RとLの違いを聞き分けられる人はなかなかいません。

 

実はRとLの違いを聞き分けられるよう訓練できるのは、5歳までと言われています。子供は5歳くらいまでにコミュニケーションに必要な音の種類を日常生活で学習します。

 

5歳以降になってから初めて接する発音は、脳がコミュニケーションに必要としないと判断して雑音扱いになり、重要な情報として脳に取り入れることができません。

 

したがって5歳以降にRとLの発音に接してもその違いをなかなか判別できないのです。

 

聞き取れない音については、当然ですが正確な発音もできません。発音する本人はほとんど気付いていませんが、RとLについても日本人が区別できずにどちらも同じ発音をしているということは、度々ネイティブから指摘されるところです。

 

 

英語耳を育てるために必要な早期英語教育の内容

 

英語耳を育むため5歳までの子供のうちから家庭でできること何だと思いますか?

 

ひたすら易しい英語を聞き流す方法も有効にみえますが、半永久的に毎日続けないとすぐ元に戻って聞き取れなくなってしまいます。

 

聞き流すだけでは子供の耳に馴染むだけで、言語としての意味づけが成されません。そのため、音として聞き取れても単語として把握することができないのです。

 

そこで音と字を対応させながら学ぶことができるフォニックスがおすすめです。

 

フォニックスは英語を母国語とする子供たちのために開発された教材で、本来はネイティブが音とアルファベットを結びつけて理解するために使用するものです。

 

フォニックスについては、こちらのページで詳しく解説をしています。

英語の発音を良くしたいならフォニックスがオススメ もうカタカナ英語は卒業

子供の勉強にオススメのフォニックス教材はどんなものがある?

 

フォニックスは、もちろん英語の音と字が結びついていない非英語圏の私たちが、子供のうちから始める教材としてもとても役に立ちます。

 

フォニックスは高価な教材を購入しなくても音声教材がネット上に溢れていますので、検索して探してみるのも良いでしょう。

 

そんな音声教材を再生すれば、すぐわが子の英語耳教育が始めることができます。

 

教材によっては、子供が喜ぶ可愛いアニメが画面に出てきて飽きさせない工夫もされており、勉強というイメージではなく遊びやレクレーションとして子供が自然に英語に馴染んでいくことができます。

 

リスニングドリルとはいえ、聞き流すのではなく聴きながら同時に発音することがとても大切です。毎日少しずつフォニックスの時間を設けるようにしてお子様の英語耳を育んでみてはいかがでしょうか?