グローバル化が叫ばれる時代ですが、企業や大学入試は英語力を求める動きがますます強まっています。しかし日本人の英語力は国際的には、低いと言わざるを得ないのが現状です。

そんな状況に対応するように、小学校の英語授業が2020年からは必修化となります。

 

英語の需要が増える時代に突入しているのですから、子どもたちにも、そんな時代にに適応出来るような英語力を漬けて欲しいと思うのが親心ですが、本当に早ければ早いほど良いのでしょうか?

 

小学校の英語教育の是非について、その疑問について調べてみました。

 

英語は早めに教育すべき?

 

英語に対する違和感や難しさというのは、日本語とは違うという部分に対するギャップが多くを占めています。ギャップが多くあるほど修得するのに難易度は上がりがちです。

 

そのため、まだ日本語に対する固定観念が出来ていない子供の方が偏見なく英語を受け入れることができ、発音も恥じらうこと無く練習することが出来るため習得が早くなります。

 

小学校の英語教育義務化に対する意識調査アンケートが行われたのですが、賛成が7割と過半数を占める結果もあります。

 

賛成意見の中には、「外国人と抵抗なく接せるようになってほしい」「外国に興味を持って欲しい」「英語を好きになってほしい」という点を期待している声が多く寄せられています。

 

基本的に英語をコミュニケーションの道具としての期待しており、大人になった将来で役に立つようにとの思いが強いようです。

 

 

英語の早期教育に対するこんな警鐘も

 

英語教育は早い方が覚えも早く有利であるという意見がある一方で、だからといって小学校での英語教育は早すぎるのでは?という反対意見も根強くあります。

 

「最近は日本語すら怪しい人がいる、英語に早くから傾倒するのは良くない」という意見や、「日本国内での就職に英語が必須の場面はそれほどない」という現実的な意見も。

 

さらに「教育をする教師の負担が増え、まともな授業内容にならないのでは?」などと、そもそも授業の質自体を問う意見もあります。

 

英語を学習すること自体は悪くないとしながらも、英語を増やすことで他の部分にしわ寄せが行くのが問題だとする意見がやや多めに見受けられました。

 

確かに時間は有限で1日は24時間しかありませんし、何かを学ぶことに当てる時間も当然限られて来ます。

 

英語を増やせば他にしわ寄せが行くという意見には確かに理屈が通っており、早めに英語教育を入れて日本語の習熟が遅れた結果、日本語で学ぶことになる他の授業への理解が遅れるという危険性も考えらます。

 

 

英語学習とはバランスのある付き合い方を

 

デメリットや危険性こそあるものの、子供の頃から英語を学んできたという人でも学力で良い結果を収めている人もいます。

 

実は日本以外の世界の大半は2カ国語以上を使う人々が過半数を占めているとう現実があります。そんな人たちの中で語学以外に専門分野に長けている人も大勢います。

 

そもそも海外では語学ができることだけでは、あまり評価も高くなく、語学以外に教養や専門分野に精通していることが大事なのです。

 

グローバル化が進むこれからの日本で、子供の将来の可能性を閉じないためにはやはり早期の英語教育というのは必要になってくる可能性が高いです。

 

しかし反対意見も示すとおり、それだけに傾倒してしまうと本来学ぶべき他の学科が疎かになってしまうこともありますので注意が必要です。

 

英語教育の義務化によってこれからの子供は、今までの子供よりたくさんの分野を学習することが増えて大変になるはずです。

 

そんな現状を把握して、しっかりと子供を観察し、押し付けること無く、子供が興味を持ってて英語と付き合って行けるように見守ってあげましょう。