韓国の英語教育はネイティブスピーカーを課外授業に招き、子供があきることなく楽しく英語を身につけることができると言われています。

 

実際にどのような授業を行っているのか気になるところですよね。日本と同じように英語が苦手のイメージがあった韓国ですが、最近はかなり英語力が上がってきています。

 

なぜ韓国の英語力が上がってきているのか、韓国の英語教育が優れていると言われる理由をひもといていきましょう。

 

日常で生きた英語を身につけようとするカリキュラム

 

教育の一環として韓国が小学校で英語教育を始めたのは、アジアの中で最も早かったと言われています。1997年には小学校3年生から必修科目として取り入れられるようになりました。

 

日本の英語教育とは異なり、日常生活で使えるような生きた英語を身につける事が目的とされていたため、授業内容も歌や言葉遊びなど、ゲーム感覚で耳から慣れていくことから始まりました。

 

また、読み書きは4年生から学習するという順番になっています。韓国では小学校卒業の段階で、日本の中学2年生レベルを取得できると言われています。

 

日本以上に学歴社会の韓国で、受験戦争も厳しいのに英語に関しては、実用的な英語教育を目指したことは、日本でも参考になりそうなのですがね。

 

 

英語を積極的に取り入れようと思える授業方針

 

最初に授業として触れる英語は、遊びから始まります。それは、英語に対して拒否反応を持たせない事、そして英語に興味を持たせること、感心を持つことが重要であると考えたからでしょう。

 

進学するにつれて、英語に対して積極的になれるようなカリキュラムになっているのです。この段階的にカリキュラムは素晴らしいですね。

 

まずは興味を持つことが大事で、最初に英語を嫌いになってしまったらどうしようもありませんから。あまり勉強という感じを出さないことが大事ですね。

 

もちろん英語は必修科目なので、テストは実施されます。ですが、驚くことにテストが成績表として評価されることはありません。

 

テストはあくまでも個人の能力を確認するための手段として用いられ、優劣が付かないような配慮までされています。この取組はなかなか大胆ですね。

 

実際の授業も、ネイティブスピーカーを教師として課外授業に招き、プロジェクターなどのICTを用いた授業を行っています。

 

小学校も高学年になるにつれ、教室内は英語が当たり前のように飛び交います。これは、遊びから抵抗なく英語に触れてきたため、生徒も躊躇なく発言したり、発表することができるようになるのです。

ICTの活用は、子供たちを飽きさせることがありません。通常の日本の授業のように、ノートや教科書などを用いる事もありますが、一回の授業で長時間取り組ませることはありません。

 

常に子供たちの好奇心を刺激するように、表現豊かなネイティブスピーカーの教師がモニターを用いたり、ゲームをしたり、歌を取り入れたりと工夫がされています。

 

このサイトでも再三お伝えをしていますが、とにかく楽しむこと、子供の好奇心を刺激することが教育ではとても大事です。子どもは楽しいことは自ら行いますから、子どもが自発的に学習をするように仕向けることが必要です。

 

 

自然と意識の向上が出来る

 

こうした子供の興味を引く授業内容は、直接的な英語教育というよりは、意識を高めることが目的とも言えます。

 

英語力を植え付けようとするのではなく、ネイティブスピーカーと楽しく英語に触れる事で、積極的に英語を使ってみようと意識することが大きな成果となっています。

 

韓国の英語教育が優れていると言われる理由は、このような授業方針によるものかもしれません。家庭学習でも参考にしたい点です。