これからの社会は世界に向けたビジネスをしていくことが必要不可欠です。そんな社会ですから英語力を持っている人が活躍する場がどんどん広がっていきます。
英語力をつけるためには、小学校・中学校でしっかりと土台をつくり、高校でその土台を生かした学習が必要です。ここでは東京都内で英語の授業に特に力を入れている都立高校を厳選して紹介します。
都立国際高校
本格的に英語を学びたいのであれば真っ先に候補に入れておくことになるであろう高校が都立国際高校です。
高校の名前だけでも、インターナショナルな雰囲気があって、英語をしっかりと学べる感じですよね!
同高校は日本初の国際高校として誕生し、英語のセンター試験の結果は現在でも全国で1位または2位を維持していて、帰国子女からの人気も都内ではナンバー1です。
都立国際高校の英語の授業は生徒全員が同じ授業を受けるのではなく、生徒の英語力によってレベル分けされ、レベルごとに異なる授業を実施しています。
似たようなレベルに分けて授業が進められるのは英語教育でとても重要なことです。学校の授業ではレベルを考えずに一律で学習を進めるところが多いですからね。
英語の授業に使う教科書はすべての文章が英語で記載されているようなものを使用し、生徒5人に対して教師が1人が教えるというような個別授業に近い形式での授業も行われています。
これによって、先生が生徒に対して目が届きやすくなりますので、勉強の成果もやはり上がりやすいものです。
そして都立国際高校は学校行事の異常な盛り上がりも有名で、特に9月の桜陽祭や秋の体育祭での応援合戦は必見です。
都立三田高校
都内でも屈指での難関校とされている都立三田高校は英語の授業にもとても熱心な高校で知られています。
日本の高校で初めて帰国子女を受け入れた高校としても有名であり、帰国子女や留学生の生徒がなじめるようなグローバルな授業を実施しています。
また英語力が堪能である留学生の生徒に英語の授業を実施してもらう「留学生が先生」といったユニークな授業を実施していたり、英語だけでなくスペイン語、韓国語などを独自に勉強する「外国語クラブ」という集まりがあります。
スゴイですね!ここまで来ると高校というより大学のような感じですね。英語だけでなく第2言語も学べるなんて。
このように都立三田高校では、3年間で海外に触れる機会がとても多いのが特徴です。また毎年海外へ修学旅行に行っているのも大きな特徴で、苦楽を共にしてきた友達と異国の土地で過ごす日々は一生の思い出になることでしょう。
日比谷高校
日比谷高校というと、都内のみならず全国的にも入ることが最も難しい高校の1つですが、東大の合格者ランキングでも上位の常連ですよね。
エリート養成校のような日比谷高校も英語の授業に力を入れている高校の1つです。国公立高校に進学する生徒も多いことから、英語だけでなく幅広く勉強をする必要があるはずなのに、スゴイですね。
日比谷高校に入学すると、アメリカにあるハーバード大学やマサチューセッツ工科大学という世界最高峰の大学に訪問する機会を得ることができます。
これはハーバード大学に日比谷高校出身のOBやOGが多数在籍しているからこそ実現できているのです。またハワイにある、すばる望遠鏡も日比谷高校の出身者が設計していることにより訪問授業が実施されています。
歴史がありOBやOGに優れた人を多数輩出するような学校はやはりメリットが多いです。学閥もまだまだ残っていますし。
そんな日比谷高校でも国際化の波は避けることができず、英語は多くの科目の一つというわけではなく、より重視されていることにもなっています。
紹介した高校はすべて高い偏差値の進学校ばかりですが、お子さんが勉強を頑張って、入学したい学校ばかりですね。