小学生のプログラミング教育が必須化されますが、プログラミングという単独の教科ができるわけではなく、既存の教科の授業の中にプログラミングの考え方などを学ぶことになります。

 

そうなると、教科書にもプログラミングを学ぶ要素も含まれることになりそうですが、文部科学省がこのほど、小学校で2020年度から使われる教科書164点に合格を与えています。

 

これで、いよいよプログラミング教育必須化が間近に迫ったというより感じるようになりましたし、親としてどのような教科書になっているのかは気になるところでしょう。

 

プログラミング教育必須化が始まる初めての教科書検定

 

2020年度に始まる新学習指導要領に基づく初めての教科書検定の結果を、文部科学省が公表しました。

 

プログラミング教育必須化の初年度の教科書になるので、メディアも今回の検定の結果について比較的大きく取り上げています。

 

親としても、どの教科の教科書に、どんな内容があるのかは気になるところではないでしょうか?

 

 

検定に合格した教科書の大半は新学習指導要領の例示に従う

 

2020年度から始まる新学習指導要領には、プログラミング教育を既存の授業にどのように組み込むかの課題の

例示が示されていました。

 

その例示が、

 

  • 小5算数での正多角形の作図
  • 小6理科での明かりの制御

 

という2つの課題です。検定に合格をした大半の教科書は、これらの2つの課題を取り上げているようで、特に驚くようなことはなかったのではないでしょうか。

 

日本経済新聞の記事の中では、小6の理科では、「光らせる」「消す」「繰り返す」などのコマンドを使い、発光ダイオード(LED)を想定通りの回数点滅させるプログラミングの課題の掲載例が紹介されています。

 

 

本格的なプログラミング教育にはまだまだ

 

日本のプログラミング教育は、諸外国と比べてかなり遅れているという現状があります。例えば日経の記事の中でも紹介されているようにお隣の韓国の例です。

 

韓国は、07年に教育課程が見直され、初等、中等教育でプログラミング教育を本格化させています。つまり10年以上も日本に先行しているわけです。

 

その結果が、日本のIT技術者の著しい不足にもつながっているのかもしれません。

 

そのため、政府や経済界も相当危機感を持っており、2020年度小学校プログラミング教育必須化を皮切りに、諸外国からの遅れを早急に挽回するような動きになっていく可能性はあると思います。

 

 

プログラミング教育は加速?

 

3月28日今朝のNHKニュースでも、ダイキン工業がAI人材育成のために、新入社員を通常の業務に就かせるのではなく、AIを活用できるように2年間社内で勉強させるというものがありました。

 

いわば、企業がお金をかけて社員を大学院で学ばせるようなものです。それだけ企業は、今後のITCやAIに関して危機感があるわけです。

 

企業のそのような動きは政治にも届きますので、今後はますますIT技術者を育成するような教育システムが作られていくはずです。

 

日本は、スタートは遅いですが、一度舵を切ると一気に進む傾向がある国です。一昔前に日本はブロードバンドのITインフラの整備が遅かったのですが、一気にITインフラを整備した例もあります。

 

スマホだって日本への普及は遅かったですが、今は日本人に広く広まっていますから、必要なものはさっと取り込む基質があるのかもしれません。

 

プログラミング教育についても、必要性は非常に高いですから、親も必須化とともにさらに敏感になり、今後は非常に大事な教育の分野になっていくのではないかと感じます。