小学校のプログラミング教育の必須化がいよいよ近づいてきていますが、東京都の公立小学校の教職員を対象とした、プログラミング教育に関する意識調査の結果が公表されています。

 

その結果なのですが、これからのプログラミング教育の状況がちょっと心配になるものでした。

 

プログラミング教育に関する意識調査の結果

 

教育ネットが実施した、東京都の公立小学校教職員に対するプログラミング教育に関する意識調査が、ちょっと驚きの結果でした。

 

 

調査結果の具体的な内容ですがこんな感じです。

 

  1. プログラミング授業の実施経験なしと答えた教職員が85%
  2. 実施に対してとても不安、少し不安と答えた教職員が98%を超えた
  3. パソコンやロボットなどの教材を使用した授業や指導には自信がないという割合が多かった
  4. 支援や研修を希望する割合は50%を超える

 

まず、1のプログラミング授業の実施経験なしについては、ある程度仕方がない面もあるでしょうね。。自分で勝手気ままに授業をすることもなかなかできないでしょうし。

 

来年に必須化の1年を切ったわけですから、これから先生に経験を積ませることが必要でしょう。

 

1のような状況ですから、結果先生たちも不安になり、ほとんどの人が2のような不安を抱えているという結果も当然かも知れません。

 

そもそも多くの小学校の先生は、プログラミングには無縁でしょうから、今のようなプログラミング授業が実施されない状態で、いきなり来年授業をやってみろと言われてもという感じでしょうか。

 

そこで、4のように支援や研修を希望する割合は50%を超えるのもわかる気がします。そこは、先生自体、自己研鑽の意味でも空き時間にやる必要があるのでしょうが、現実的には日々の業務に忙殺されていてなかなか難しい面もあるのでしょう。

 

3のようなパソコンやロボットなどの教材を使用した授業や指導には自信がないというのは、先生にもよるでしょう。

 

もともと理系出身の先生ならわりと得意でしょうし。文系出身先生で、パソコンはともかくロボットになると、自分自身が上手く扱えるかどうかの不安もあるのではないでしょうか。

 

 

今回の調査結果を見て先行きが心配

 

今回の調査結果を見て、プログラミング教育の先行きが心配になったという親たちは多いのではないでしょうか。

 

親たちも正直プログラミングがどのようになるのか未知数なところに、教える先生自体がほとんど未経験で、しかもその経験を積む場面もないとなると。

 

さらにほとんどの先生がこの時期にプログラミング教育実施に不安を抱えているわけですから、大丈夫かなという気にもなりますね。

 

支援や研修は今後は少しずつ出てくるのでしょうが、ちょっと現時点ではプログラミング教育実施に関して準備不足な点は否めませんね。

 

まあ、現実のIT業界の働き方自体が、まずは未完成なものを投入してから、やりながら改善していくという手法が多く取られるので、これも現実的なのかもしれませんが。

 

あまり、親のあなたも不安ばかりを持っても仕方ありませんから、今回の調査結果を見て、自分たちで準備できることは準備していった方が良いのかもしれません。

 

カリキュラムで必須化されること以前に、実社会でプログラミングなどITに関する素養が必要になっているのは間違いないですから。