プログラミング教育によって、身につけられるのが論理的な思考力だと言われています。それでは、この論理的な思考力を身につけるメリットは、どこにあるのでしょうか?

 

ところで、論理的というと、理屈っぽくなるのなんて心配をされる親御さんもいませんか?

 

日本では論理的=理屈っぽいという風潮がありますが、決してそんなことはありません。そこで、論理的な思考力を身につけるメリットについて詳しく解説をしてみましょう。

 

そもそも論理的な思考力とはなに?

 

プログラミング教育では、論理的な思考力を身につけるのを目的の1つとしています。それでは、この論理的な思考力とはどんな能力なのでしょうか?

 

論理的な思考力というと、簡単にいうと物事の筋道を整理する能力のことです。そして結論までの道筋に矛盾をなくすことを指すと考えてください。

 

これって実はプログラミングと同じで、コンピュータに対してプログラムを打ち込む時が実はそうなのです。

 

つまり、論理的な命令を与えることで、正確にプログラムは動きます。そして命令は矛盾なく行うことが必要で、結論までの道筋に矛盾は許されないのです。

 

プログラミング教育によって論理的思考力を培うことで、より洗練された考えができるようになると言い換えてもいいでしょう。

 

 

具体的な例をあげてみよう

 

では論理的な思考力を示す具体例を考えてみます。今、東京駅にいるとしましょう。そして横浜駅まで行きたいとしてください。この時にどうすれば横浜駅まで無事につけるでしょうか。

 

  • 電車にのって移動する
  • タクシーを使う

 

などような解答が一般的なものでしょう。人によっては自転車で走るというのもあるかもしれませんが。

特に条件がありませんから、難しく考える必要もありません。もちろん自転車で走るということでも道さえわかっていれば到着できます。

 

しかし、これに条件がつくとどうでしょうか。

 

  • 移動手段は電車だけ
  • 1時間以内に横浜につく
  • 路線の指定がつく

 

などの条件がつけばつくほど、目的をこなすのが難しくなります。例えば電車を使うと言っても、特に子どもなら、目の前にきた電車に乗ってしまうこともあるでしょう。

 

もしかして何かわからずに山手線や中央線の電車に乗るかもしれませんよね。そうなれば時間内に横浜に到着するのは難しくなります。

 

このような問題に対して、正確に答えを出せるようになるのが論理的な思考力なのです。論理的思考力をつけることで様々なシーンで役立ちそうなイメージが湧きませんか?

 

 

論理的な思考力をつけるメリットは?

 

では論理的な思考力をつけるメリットは、どこにあるのでしょうか。

 

まず1つは自分の言葉に説得力がでるという点です。

 

先ほどの例を使いましょう。あるグループはリーダーが、目の前にきた電車に乗ろうと言います。その理由は、この電車がつくと思うからという曖昧なものでした。

 

しかし、別のグループは横浜行きの電車は1番ホームで何時何分発のもの、といって目の前にきた電車に乗りませんでした。

どちらが説得力のある言葉かは明白ですよね?

 

どちらが正しい正しくないではなく、共感しやすいために論理的な言葉は説得力がでると言ってもいいでしょう。ひいては他人とのコミュ二ケーションをとるのにも役だってくれます。

 

プログラミング教育で身につけるとされる論理的思考力は、とかくコンピューターを使う技術面に着目されがちですが、そうではないのです。

 

論理的な思考力を身につけるメリットは、説得力のある言葉を使える点にあります。またそれが他人とのコミュ二ケーションをとりやすくするものでもあるのです。