日本国内ではこれから本格的に始まるプログラミング教育ですが、海外でも子どもへのプログラミング教育が盛んに行われています。

 

特にIT先進国では力を入れている国が多いわけですが、教育の必須化も既にいくつかの国で実践されているほどです。

 

ロシアというとどのようなイメージをお持ちでしょうか?日本海を隔ててお隣の国なのですが、ロシアに関してはほとんど無知という人も多いのではないでしょうか。

 

そんなロシアですが、プログラミング教育は日本よりも進んでおり、今回はロシアの小学校の例を紹介していきます。

 

ロシアの教育はどうなの?

 

ロシアでどのような教育がされているかは知らない人も多いと思いますが、ロシアは連邦制になって以降、教育では連邦教育スタンダードというカリキュラムを定めています。

 

初等教育では2009年から、プログラミング教育を導入していて、中等教育ではプログラミング教育が必須化されている形です。

ロシアでは当時大統領であったメドベージェフ氏が、スコルヴォ計画を打ち出していました。これはロシア版のシリコンバレー的なプロジェクトで、下記のように近代化すべき5つの分野の育成を目指すというものです。

 

  • 医療
  • エネルギー効率
  • 核エネルギー
  • 宇宙通信
  • IT

 

これらの分野で世界にリードするために、人材の育成をする教育の必要性が高まってきたのです。

 

ロシア製の製品などはあまり良いイメージがないかもしれませんが、アメリカと競って宇宙開発競争を繰り広げる技術力もあり、トップクラスの人材育成にはかなりお金をかけるような印象はあります。

 

 

ロシアのプログラミング教育は?

 

ロシアのプログラミング教育は、アルゴリズムへの理解が重視されているのが特徴的です。アルゴリズムとはコンピュータに仕事をさせる時の、手順を意味する言葉です。

 

初等教育からアルゴリズムを構築するなど、本格的な内容の授業が行われています。データの集計や分析といった面でも学習できる内容になっていて、かなり実践的なプログラミング教育だと言えるでしょう。

 

中等教育では、アルゴリズムの開発なども手がけるほどです。かなり実践的な教育と言えるのですが、同時に論理的な思考を養う教育だとも言えます。

 

これだけ実践的で難しい内容となると、当然すべての人がスムーズに理解するのは難しそうです。それよりも一握りでも良いから、優秀な技術者になったりすることがロシアにとっては大事なのかもしれません。

 

 

日本とはどう違う?

 

日本のプログラミング教育と比較すると、ロシアの場合はかなり実践的な内容となっています。初等教育からアルゴリズムといった本格的な学習をしていくからです。

 

現時点で日本のプログラミング教育は、これから始まっていくものです。ですから単純に比較するのは間違っているかもしれませんが、ロシアの方が一歩先に進んだ教育を行っているのは事実でしょう。

 

今後日本のプログラミング教育がどのように変わっていくかは未知数ですが、日本でもより本格的な学習へ、という動きになっていくのかもしれません。

 

ロシアの初等教育と中等教育では、プログラミング教育が必修化されています。アルゴリズムの理解を、重点においた教育であるのが特徴で、かなり実践的です。

 

日本では高校などでこれから学びそうな内容をいち早く学んでいっているのは、果たして良いものかどうかは賛否が分かれそうです。