プログラミング的思考を伸ばす方法には、様々なものがありますが、効率よく手に入れる代表的なものが、書籍を使ったものでしょう。
プログラミング教育が始まる事になり、近年になって注目される分野だけに、書店の店頭では多くのものが並びます。ただ、これだけ多いと逆にどれを選ぶべきか悩みます。
そこで今回はプログラミング的思考を伸ばすオススメの本をいくつか厳選して紹介してみます。
プログラミング的思考の本とは?
プログラミング的思考に関する本は、大きくわけると2つのタイプがあります。
1つは教育を受ける子どものためのもので、もう1つがその親御さんのために書かれた書籍です。前者はプログラミング教育で使われるような内容になります。
対して後者ではプログラミング教育とはなにか、といった内容のものが多くなっているのが特徴です。ここでは2つのタイプの書籍を紹介してみましょう。
子ども向けのプログラミング教育の本とは?
子ども向けのプログラミング的思考やプログラミング教育に関する書籍は、大型書店でなくても店頭でズラッと並ぶ光景を目にします。
新しい教育で、しかも子供の将来に大きな影響を与えることもあり、話題性は高いですからね。その中でもオススメの人気の本を紹介します。
わくわくプログラミング
まずはこちら「小学生からはじめるわくわくプログラミング」です。2013年に発売以来、多くの人に利用されamazonのレビューもたくさん。
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わくわくプログラミング2とシリーズ2冊めも発売されており、それだけ人気の高さがうかがえます。
10歳からはじめるプログラミング図鑑
こちらも高い評価がある書籍です。イラストが豊富でカラーですし、解説も丁寧でとても読みやすいです。この本1冊で、スクラッチとPython(パイソン)という2つのプログラミング言語を学べるのも魅力です。
ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
フィンランドは教育大国としても有名ですが、そのフィンランド女性プログラマー、リンダ・リウカスが、子どもがプログラミングを学ぶ糸口となるように作った絵本です。
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プログラミング的思考を学べ、ぜひお子さんにプログラミング教育が始まる前に買え与えて欲しい商品です。
これらの書籍は小学生を対象としたものです。実際のプログラムに触れて、その構造を遊びながら学べるというものが多いです。
特に1冊目のわくわくプログラミングは、実際に小学校で行われるであろう授業内容を含んだものになっています。
3冊目のルビィのぼうけん こんにちは!プログラミングは、教育大国であるフィンランドで発行された本で期待も大きいですよね!
絵本形式になっていて小学生前のお子さんでも、楽しみながら思考力を鍛えることができます。
大人向けのプログラミング的思考の本
続いて親御さんや大人に向けたプログラミング的思考の本を紹介していきます。子供に勉強をするようにいうにも自分がまず知っていることが大事ですし、この機会に大人もぜひプログラミング的思考を手に入れてください。
プログラミング教育導入の前に知っておきたい思考のアイディア
プログラミング教育の第一人者といわれる著者が書いた画期的なムックで、現場での各教科で考えられるプログラミング的思考のアイディアを25事例を紹介をします。
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こんなこともプログラミング的思考になるのか!という驚きも得られます。多くのヒントがつまったオススメの書籍です。
子どもの考える力を育てる ゼロから学ぶ プログラミング入門
プログラムを通じて、子どもの考える力を育てることを目標に作られた書籍ですが、大人でもプログラミング的思考を学ぶことができる良書です。
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子供に対してゼロから学ぶことを想定されているぐらいなので、とても読みやすい本です。これからプログラミングを学び始めようとする大人にも役立つことがたくさん書かれています。
親子で学ぶ プログラミング超入門 Scratchでゲームを作ろう!
プログラミングの基本的な考え方から学べ、さらにScratchを使ってゲームを作る方法も紹介されています。
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この本を読んでから、お子さんと一緒にプログラミングに挑戦してみると、親子で楽しく学習をすることができます。
どの本も親御さんが、プログラミング教育とはどういったものかを知るための本です。またお子さんと一緒になって、プログラミング的思考を体験できる例題などもついています。
親子でこれらの本を読んでみるのも、1つの方法ではないでしょうか。
プログラミング的思考を伸ばす本を紹介しました。子ども向けのものと、親御さん向けの2種類がありますが、どちらでも一緒に楽しめるものとなっています。