評価

 

これから小学校の授業で行われるプログラミング教育。間近に迫って準備万端という感じをイメージするかもしれません。

 

しかし、現在既存のどの教科の中でプログラミング教育を教えればいいのかという問題が教育現場を悩ませています。

 

ここでは教科ごとにプログラミングを教える指導案とその案が、どのように評価されているか解説していきます。

 

プログラミングの言語を国語で学ぶ

 

プログラミングとは特定の言語を使った構文によって形作られています。

 

そして、それらが組み合わさった文章にコンピューターがプログラムを動かしているわけです。

 

そのため、言語そのものを学ぶことができる国語で、プログラミング教育の基本的な原理を教えるという指導案が考えられます。

 

言語と考えると、国語で教えるのが最も相応しいという感じはしますが、実際の日本語とはプログラミング言語はかけ離れているので国語の先生も大変ですね。

 

 

プログラミングがどのような場所で使われているのか社会科で学ぶ

 

これから児童が学ぶことになるプログラミングは、いろいろな機械の中で使われています。

中には自分たちの生活の中の身近なところに使われていることもあります。

 

そのため、社会科の教科書では実際にどのような場所でプログラミングが使われているのか、それが私たちの生活にどれだけ役に立っているのか授業で教えることもあります。

 

社会科では統計やグラフから問題を読み解くこともあります。

 

面白いところでは、歴史上のあの失敗をどのようにすれば回避することができたのかといった問題などをプログラミング教育で学んだ合理的な思考方法で考える授業方法も考えられています。

これによって今まで教養科目や単なる受験の勉強としてとらえがちだった社会科が、より深く物事を学ぶことができる教科になることを期待されるのです。

 

 

ビジュアルプログラミングを使って算数が理解しやすくなる

 

算数ではプログラミングを使った学習方法が提案されています。その方法というのはビジュアルプログラミングと呼ばれるプログラムを使用して行います。

 

まずこのプログラムが書かれたブロックを組み合わせて大きなプログラムを作ります。そしてこの大きなプログラムを使用して実際に図形問題を解いていきます。

 

このように順序立ててプログラミングを行うことによって、プログラミングが苦手な学生でも図形問題をより分かりやすく理解できるようにすることが期待されています。

 

 

実際のプログラミングは行うのか

 

このように教科ごとの指導案を見てきましたが、では実際に小学校のプログラミング教育でプログラミングを行うのかという点が気になる人もいるかもしれません。

 

学習指導要領によると、実際に自分でプログラミングをできるようになることが求められているわけではありません。

 

小学生の段階ではプログラマーなどの技術者を要請する意味合いよりも、プログラミン的思考を身につけるほうが重視されています。

 

ただし、特別授業やクラブ活動でプログラミングに取り組む機会を与える時間が用意されることとなっています。

 

そして一番可能性が高いのが総合学習の時間を利用してプログラミングを実際に体験するという方法です。

 

これなら、特別授業や課外授業でプログラミング的思考を学習した子と学習していなかった子の間に大きな格差が生じることはありません。

 

また、まとまった時間でプログラミングを学ぶことができますので、よりプログラミングを深く学ぶことができます。