伸び率

 

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化し、これ以降順次中学、高校とプログラミング教育が必修科目として導入されていきます。

 

この教育でプログラミングを経験した年代の子供たちが成長している2025年、果たしてその市場規模はどのようになっているのでしょうか。

 

2019年現在と比較した市場規模予想を確認してみましょう。

 

2019年現在のプログラミング教育市場規模状況

 

少子化の影響で日本国内の教育市場はかつてほど右肩上がりではなくなっています。

 

ところが2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されることもあって、大きな成長が見込める分野として注目されています。

 

2018年からこの分野に新規参入する企業が激増、その結果2019年には約115億円ほどの市場規模が見込まれています。

 

これは2018年の市場規模の約25%増という驚異的な成長を表しています。これほどの伸びを示すものは、なかなかありません。

 

プログラミング教育は注目されるのは、この市場規模の伸び率でも示しています。

 

既存の教育業(塾、予備校、通信教育など)もこの動向に合わせてさまざまな取組が行われています。

 

例えば、新規コースや新規講座の設定、PC等のハードから独自のプログラミング教育用ソフトの開発、またそのための人材募集、人材育成に力を入れ始めています。

 

 

すでに変化の兆しが表れ始めている

 

もちろん子供向けのスクールだけではなく、転職を考えている若い人から中高年の方のリタイアしたあとの新しい趣味などとしても注目されています。

 

男女を問わず全年代を対象にしたプログラミングスクールが次々と開校し始めているわけです。

 

スクールへ通学するというスタイルからスカイプ等を利用する自宅受講まで、学ぶ形態も柔軟になっています。

 

就学前の子供を対象とした、難易度の低いプログラミング初歩教室のようなものも、いくつか見られるようになってきました。

 

市場規模が頭打ちになりつつある教育業界において、今後最も拡大が見込める成長分野として注目されています。

 

 

2025年頃のプログラミング教育市場規模予想

 

2020年から5年後の予想でもこの拡大傾向は変わらず、市場規模予想では2019年の2.3倍であるおよそ257億円程度になると見積もられています。

 

またこの間、プログラミングスクールの乱立による受講料の低価格化、スクールの対象年齢の拡大が見込まれます。

 

具体的には未就学児を対象とする低年齢化と中高年層をターゲットにした高齢化の双方などに対象年齢が拡大していくでしょう。

 

また、指導内容の拡大、つまり初歩的な内容及びそのレベルの補習から専門的な知識をさらにブラッシュアップする方向までが進行していくでしょう。

 

このようにプログラミングスクールの受講者数は拡大の一途を辿っていく見込みとなっています。

 

さらに2021年の大学入試共通テストの開始から始まる一連の大学入試改革の一環として、2024年から入試問題に「プログラミングを含む情報科目」を追加することも検討されています。

 

つまり今後2025年までは、単に学校での学習科目としてだけではなく、進学ひいては就職のための必須スキルとして社会に広く認識されていく5年間になっていくことが予想されています。

 

プログラミング教育については、とにかく伸びる要素がたくさんあります。そのため、市場規模が拡大するのは間違いありません。

 

それにしてもその伸びの数字は驚くばかりです。